自然なのにファンタジー風味も漂ってる気がしないでもない。
自然世界のお題 301-*
301 冬将軍
302 砂の海に潜む
303 黄金の丘 (フランス/コート=ドール)
304 月の港 (フランス/ボルドー)
305 空を見上げたひとたちの望みと祈りでできている
306 いつか花になる日まで
307 波にさらわれた呼吸
308 天空を切り裂く怒りの鎚
309 蒼穹に咲く光の茨
310 言の葉ひらひら
311 みずたまりに花を一輪
312 枝折りのいざなう道の先
313 羊が走る青空牧場
314 君に似た花をみつけた
315 頭の中に春が来た
316 つぼみのままの花畑
317 咲かない花はいらない
318 たまごの中の雛鳥
319 風と遊ぶ
320 ひだまりの中でいつかの僕に出会う
321 ヒマワリの見つめる先に
322 風が糸を絡ませて逃げた
323 木の葉がひらひらすり抜けた
324 火の粉に焼かれて夢現
325 白百合の乙女
326 薔薇の淑女
327 歌を忘れた鳥が飛んでいく
328 Edelweiß (エーデルワイス・高貴なる白/独)
329 蝉の声がうるさくて聞こえなかったあの日のこと
330 朝を捕まえに行く
331 夜を置き去りにして
332 鵲橋の向こうで待ってる
333 花よりほかに、知る人もなし
334 いつか空に帰る日まで
335 天空の鏡
336 蝶のくちづけ
337 花蜜の落とし穴
338 陸で溺れた魚
339 泉の底で枯れた花
340 詩人に梔子
footnote
- 312 「枝折り」(しおり)
山や森の中で迷わないように枝を折って目印にしていたらしい。おそらくそこから読みかけの本に挟む目印のこともしおりと呼ぶようになったんだと思う。
- 332 「鵲」(かささぎ)
七夕の日にカササギが橋になるんだそうな。
- 335 ウユニ塩湖 学術的には塩原とするのが正しいらしい